外構工事などでよく聞くインターロッキングブロック。
舗道や広場、車道、公園、個人邸のアプローチや駐車場、テラスなど広く使用されています。
インターロッキングブロック(ILB)とは
インターロッキング(interlocking)とは「かみ合わせる」という意味で、荷重がかかった時、ブロック間の目地に充填した砂によりブロック相互のかみ合わせ効果が得られる舗装ブロックです。
インターロッキングブロックの特徴
種類も豊富で、スタンダードなものから透水性のもの、遮熱、透水の機能が備わったもの、滑りにくいもの、環境配慮型植生用ブロックなど様々なサイズ、デザイン、機能から選べます。
特に、環境に配慮したインターロッキングブロックはこれからますます求められるでしょう。
機能性で特徴のあるものをご紹介すると、
・ヒートアイランド現象を抑制する遮熱性インターロッキングブロック
・水環境を改善する透水性インターロッキングブロック
・すべりにくく振動を低減させ車いすでの移動に配慮したり、視覚障碍者誘導用ブロックなどのユニバーサルデザインのブロック
・私達の生活から出るゴミを焼却した時に出る焼却灰等を主原料としたセメント(エコセメント)を使用した循環型のインターロッキングブロック。
等々、なかなか奥が深く魅力的です。
インターロッキングブロックの施工方法
施工はコンクリートやセメントを使用せず、ブロックを1つ1つかみ合わせて並べます。
後々凸凹したり動いたりすることがないよう、整地や転圧などの下地作りが大切です。
インターロッキングが動いてしまわないように端部をモルタルや縁石で固定すると良いでしょう。
インターロッキングブロックの端部をモルタルで固定している様子。
インターロッキング1つ1つの間にブロックが動いたり、局部沈下を誘発させないように目地砂をほうきやデツキブラシなどで掃くように充分に充填します。
最初のうちは特に雨などで砂が流出するので、その場合は砂の補充を行います。
インターロッキングブロックのデザイン性
デザインは豊富で、レンガ調、天然石調、アンティークな風合いのあるものまで和から洋まで幅広く対応出来ます。
基礎づくりが非常に重要な施工方法ですが、お庭・外構のデザインに機能性を持たせたインターロッキングブロックは魅力的な素材で、雅楽庭でも天然石と並んで人気となっています。
ぜひご興味のある方は施工例も含めて雅楽庭までお問合せください。