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スタッフの田中です

12月に入り布団から出るのが辛くなってきて本格的に冬を感じるようになってきました。
2年ぶりの雪国ということと去年の大雪について聞いているので大雪に怯えています。

仕事の方は11月の後半から冬囲いをメインでしています。
縄を結ぶときには男結びをするのですが最初の方はなかなか覚えられず苦戦しました。
今では男結びが最初に比べると早く強く結べるようになりましたが、まだ先輩方と比べると足元にも及びません。
先輩方と同じようにできるにはあと何回男結びをすればいいのかわかりませんが一つ一つ植物達が無事に冬を越せるよう心を込めて結ばせて頂いています。

 

植物紹介

今回紹介する植物はアガベです。
自分の育てている植物はあまりお庭に使えるようなものはないのですがアガベは先日の丸山さんのブログでも紹介されているドライガーデンで使われることがあるようです。

 

アガベ

原産地:北米から南部内陸のテキサス州、アリゾナ州、カリブ海諸島、コロンビア、ベネズエラ

300以上の種類があり、メキシコにはその半数以上が自生しています。

科・属:キジカクシ科リュウゼツラン

花言葉:繊細

アガベは生涯で一度だけ開花する性質があり花が咲いた後は石化したように枯れてしまいます。

このような特徴から「繊細」といった花言葉がついています。
しかし、アガベはかなり成長が遅く、日本の気候では開花まで50年近くかかるものもあります。

年間の降雨がほぼないような乾燥地や寒暖差も大きな標高が高いところにも自生し、その多くの種は、強健な表皮の葉をもち、水分や栄養を蓄えるように多肉化しています。

メキシコや米国南部では多肉化した葉や茎から樹液を絞って発酵させ「テキーラ」を作ることは有名です。

4~5㎝程の小型種から、ロゼットの径が5mにもなる巨大な種もあります。

乾燥した気候を好みますが、日本で地植えできる耐寒性のある品種も多く、梅雨時期の高温多湿は嫌う傾向が強いです。

アガベは種類が本当に多く、よく見るとそれぞれ特徴的な部分を持っていて
サイズの大小や、色の黄色いものや青いもの、葉の細くて長いものや分厚く短いもの、棘だけでも数や大きさ、形、色に違いがあり自分の気に入った種類を見つけるだけでもとても楽しいです。

自分の好きなものはチタノタという種類であまり大きくならず葉は肉厚で短く棘が大きいのが特徴的です。チタノタという種類の中にもたくさんの品種があるのでたくさん集めたくなってしまいます

アガベ チタノタ ブラックアンドブルー

アガベ チタノタ

上の2つが自分の育てているアガベです。
まだまだ小さい株なので葉の数が少なく理想のものになるまで2~3年ほどかかりそうです。
種類は同じチタノタでも品種が違うとそれぞれに違いがあります。

また、同じ品種でも育て方によって大きくなったときの形にかなり違いが出てくるので自分はコンパクトに締まったものに育て上げたいです。そのために強い光を当てて水やりは少なめで育てたいと思います。

最後になりましたが2021年もあとわずかになってきましたね。
皆さんは充実した一年を過ごされましたか?
僕はやり残したこともたくさんありましたが、沢山の植物をお迎えしたり転職をしたりと、とても内容の濃い一年を過ごすことができました。

それではまた来年もよろしくお願いいたします!