スタッフの丸山です。
季節の移り変わりはほんとに早いもので今日から11月ですね
日も短くなったり、朝晩の冷え込みもだいぶ感じるようになってきましたね。
現場の方も、おかげさまで色々と進んでおりますが、
兼ねてたら大変楽しみにしていた石積みの講習会に参加してきました。
10月29~31日の3日間
弊社が所属する日本造園組合連合会新潟支部主催で長岡市の一般住宅にて行われました。
講師は造園界ではかなり有名な滋賀県の近江庭園、寺下弘氏を招いて
穴太(あのう)積み、いわゆる昔のお城の石積みの技法だったり、石の扱い方を学べる大変貴重な内容でした。
一日目、挨拶も早々に玄関正面にあたる部分からスタート。
住宅の建て替えに伴い、お庭も一部解体したとのことで大小さまざまな石があり、
それらを使って石積みをしていきます。
角石の据え付けから始まり、根石、石の重心を見極めて次々と据えていく寺下氏の石の見立ての能力の凄さにに驚きの連続でした。
参加者15名のマンパワーもありますが15時過ぎには約10mのメインの石積みもほぼ終わりました。
山にして積んであった石たちもまさかこんなに景色になる石積みになるとは思ってなかったでしょう。
2日目はお庭の裏手部分の石積み。
大小のバランスを考えながらの配置、石の重心等を抑えながら作業も進み、
こちらも素晴らしい景色なりました。
3日目は城積み。
こちら地元の石を使って、また違った空間に。
遊び心で一輪挿しを生ける瓶を忍ばせたりと、
大変良い学びになりました。
それにしても一日でよく積めたなと。
手前の石積み、奥の城積みが出来たことで奥行きが生まれ、すごい空間になりました。
我々はこれで去りますが、地元の造園屋さんがさらに素晴らしい空間に仕上げてくれることでしょう。
また近くを通った際には必ず寄ってみたいと思います
このようなまたとない機会に参加させてもらって大変うれしく思うのとこの経験を今後の庭づくりに生かせてこそ、ほんとに意味のあることだと思います。
自分なりに吸収し、まずはこの冬、会社にいい景色を造りたいものですね。