庭仕事シリーズ講習会
暑かった夏も終わり、あっという間に秋模様。
白鳥も飛来し始めました。
ということで、毎度おなじみになって参りました雪囲い講習会の募集が始まりました。
令和6年11月9日(土) 雪囲い講習会のお知らせはこちら
雅楽庭のお庭のメンテナンスの講習会は「庭仕事シリーズ」として定番となっております。
雅楽庭の年間管理の業務は作庭させて頂いたお客様を中心に行っておりますが、お客様自身でもお庭に手を入れることで庭に愛着をより感じてもらいたい、との思いから7年前のバラの剪定誘引講習会を皮切りに少しずつ範囲を拡げ、現在では剪定、雪囲い、バラのお手入れ・バラの剪定誘引とほぼ1年のお庭管理を講習会で学んでいただけるようになりました。
令和6年12月8日(日)バラの剪定・誘引講習会のお知らせはこちら
来年、きれいなバラをたくさん咲かせるために、弊社の人気の講師が実技中心で指導、お客様の疑問に丁寧にお答えします。
こちらも募集中ですのでぜひお申込みください。
↓↓↓なつかしい7年前のバラの剪定誘引講習会の様子↓↓↓
旧店舗の狭いガーデンルームの中で行いました。
イベント企画「庭師の技教えます 花台づくり」の様子
参加者が多く、午前、午後と2部制で行った「剪定講習会」
そもそも庭管理の講習会を考え始めたのは、安かろうで技術のない業者に剪定を頼んだ方が、大切な枝まで切られて樹形を台無しされたり、庭木自体が弱ってからなんとかならないかとご相談に来られることが多くなり、庭師とは何が違うのか、お客様にもっと庭師の仕事を知ってもらいたいと思ったことからです。
そして少しでもお庭の管理を知って頂ければ、もっと自分のお庭のことが好きになるし、植物の変化に気づいたり、お庭の成長を楽しめると思うようになりました。
講習会を始めた当初は「造園屋がお客様に自分達の技術を教えたら仕事が来なくなるじゃないか」と笑われたこともありました。
現在はどうかというと、講習会に参加頂いた方の中にはご自身で出来ることはやる、高い所、難しいところだけでいいよ、という方もいらっしゃいますし、庭木の様子がいつもと違うんだけどどうすればよい?などの連絡を頂くことが多くなりました。
もちろん講習会に参加しても管理はおまかせという方も多いです。
それでもご自宅のお庭に出て庭木を見たり、触れる機会が増えればお客様自身の健康にも繋がるし、お庭にも愛着が出るし、いいことづくめです。
作庭させていただいたお客様と私たちとのコミュニケーションの機会が増えるのはとても良いことですし、これからも緑豊かな住環境を維持して頂くために気軽に聞ける専門家がいる、というのは必要なことではないかと考えております。
植物を眺めたり、身近に置いたりすることでストレスが軽減したり、心拍の安定や血圧を下げるなど、私たちは様々な恩恵をうけることが出来ます。
また建物周りに木があることで木陰が室内の温度上昇を抑えたり、冬は落葉し外から日差しを取り込むことができるという利点もあります。
プロの手で管理しやすい導線や構成で作庭し、お客様ご自身で少しだけ出来ることを増やしていただければ、無理することなく緑豊かな住環境を維持できるのではないかと弊社は考えております。
皆様もぜひ庭仕事シリーズ講習会、受講してみませんか!